回生幹事会が開催されました。

文京区視覚しょうがい者協会吉田美奈子さんによるお話

2018年度回生幹事会(4月14日)

4月14日(土)目白キャンパス百年館において、54名が出席し、総会に引き続き回生幹事会が開催されました。

 今回の回生幹事会では、文京区視覚しょうがい者協会の吉田美奈子会長と、文京区ガイドヘルプサービスの中川悦子取締役による講演および視覚障害体験が行われました。
 視覚に障害がある人は、見えないだけなのに読むことや書くこと、歩くことなど、できないことが沢山あり、相手のイメージを作ることや反応を感じるなど「声」が重要であるというお話がありました。参加者は途中からアイマスクを着用して講師のお話を聞いたのですが、慣れないためか、それだけでもたいへんだと感じた様子でした。
 そして、障害体験・ガイドヘルプ体験として二つの事を行いました。
まず、紙コップの飲み物を飲むことです。紙コップの位置を時計の文字盤で教えられたのが唯一の情報です。ゆっくり手を伸ばし、口へ運びます。晴眼者は見ることによって、頭で理解し、味も予見できます。しかし見えないと、コップのサイズに驚き、お茶の種類を判断するのに迷います。
 続いて、二人一組で手引き誘導により会議室内を歩きます。
 誘導するポイントは三つあるそうです。

・ガイドは適宜声をかけて状況を知らせる。
・腕は、肘の上をつかんでもらい、(ガイドの背が低い時は、肩に手を添えてもらう)
半歩先を歩く。
・段差があるときは危険なので教える。
 ガイドがいるといっても、見えない状態で歩くことはとても不安でした。
 参加者の皆さんも、恐る恐る一歩を踏み出し、ゆっくりした歩調になります。
室内を一周したあと、椅子の背もたれに触れ、着席してアイマスクを外した時、とても安心した表情の方が多かったです。
 「初めてのガイド」のDVD視聴では、電車の乗り降りや街中の歩き方、食事などいくつかのシチュエーションでのガイド方法を学びました。
 狭い道の歩き方や、足元だけではなく頭に物が当たらないように気をつけるなど、日常生活で自分たちがあまり意識せずに行動していることでも大切な事があるとわかりました。
 視覚障害の方を見かけた時、声をかけるべきか、かけないほうが良いのか迷う、という質問がありました。
迷ったら、声をかけるのが良いそうです。講師の方も、盲導犬と一緒に信号待ちをしていた時に声をかけてほしいという状況があったとの事です。そして、もし断られたら、その人は大丈夫だと思っていいとお話がありました。
 2020年には東京でパラリンピックが開催されますが、大きな催しに関わらず、普段から少し勇気を持って声をかけてみようという気持ちになった参加者も多いことでしょう。

                                   文 書記委員 神田奈穂美(新32回生)


アイマスクで視覚の使えない体験をしていただきました

アイマスクで視覚の使えない体験をしていただきました

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました






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